バイオバンク

9 本の記事

血液や組織などのゲノム情報を含む生体試料と、それに紐づく診療情報(病気や治療の記録など)を匿名化して収集・保管し、医学研究のために活用する世界各国のプロジェクトの比較

このシリーズの記事

  1. UK Biobankの歴史と現在地―50万人の研究基盤はどのように生まれ、進化してきたのか

    約50万人の健康・遺伝・医療情報を長期追跡する英国の研究基盤「UK Biobank」。1990年代末の構想から設立、ゲノム・医用画像・プロテオミクスへの発展を振り返り、その独自の強みを解説します。さらに、参加者の代表性、運営資金、2026…

  2. 100万人のゲノムと医療データを結ぶ米国Million Veteran Program(MVP)―構想から現在までの歩み、研究成果、課題

    米国退役軍人省が2011年に開始したMillion Veteran Program(MVP)。100万人超のゲノム情報と長期診療記録を結び付ける大規模研究基盤は、どのように構想され、発展してきたのでしょうか。成立の経緯、研究成果、現在の課…

  3. バイオバンク・ジャパン(BBJ)の20年:設立の背景、UK Biobankとの違い、そして今後の課題

    2003年にオーダーメイド医療の実現を目指して始まったバイオバンク・ジャパン(BBJ)。約27万人の患者データを擁する研究基盤は、どのように発展してきたのでしょうか。設立から現在までの歩み、UK Biobankとの違い、研究成果、そして持…

  4. 東北メディカル・メガバンク計画(ToMMo)の全貌:震災復興から日本のゲノム医療基盤へ、その歩み・特徴・現在の課題

    東日本大震災からの医療復興を起点に、日本のゲノム医療研究を支える基盤へと発展した東北メディカル・メガバンク計画(ToMMo)。構想から2026年までの歩み、約15万人のコホートと三世代研究の特徴、UK Biobankとの違い、長期追跡・デ…

  5. FinnGenの全貌:フィンランドの国家規模ゲノム研究はどのように生まれ、どこへ向かうのか

    フィンランドの大規模ゲノム研究プロジェクト「FinnGen」は、既存のバイオバンクと全国医療レジストリを活用し、約52万人の研究基盤を構築しました。その成立の背景、2017年からの発展、UK Biobankとの違い、製薬企業との共同研究モ…

  6. Danish National Biobankの全貌:構想・設立から現在の課題まで、UK Biobankとの比較で読み解く

    デンマーク国立バイオバンク(DNB)は、既存の医療検体と全国の医療データを結びつける国家的研究基盤です。設立の背景、資金調達、運営体制、研究利用制度、現在の課題を一次資料に基づいて解説します。UK Biobankとの違いや、日本のバイオバ…

  7. 中国の50万人規模バイオバンク「China Kadoorie Biobank」は、どのように生まれ、発展してきたのか?―設立の歴史、UK Biobankとの違い、現在の課題

    中国の約51万人を20年以上追跡するChina Kadoorie Biobank(CKB)。その構想はUK Biobankよりも古く、英国と中国の疫学研究協力から生まれました。設立の経緯、研究基盤としての特徴、ゲノム・オミクス研究への発展…

  8. シンガポールの国家精密医療戦略 NPM/SG100K:構想から50万人規模への発展、UK Biobankとの違いと今後の課題

    シンガポールの国家精密医療戦略NPMと、その中核を担うSG100Kの構想・設立経緯から2026年の進捗までを解説します。多民族ゲノム研究、医療データ連携、臨床実装の特徴を整理し、UK Biobankとの比較を通じて、研究成果の社会実装に向…